いよいよ滞在最終日に!編
1995.5.19(金) 天気・NY 雨 夜は晴れ
いよいよNYで過ごす休日も最終日になってしまいました。今日はアメリカで一番有名な女性に会いに行く日です。えっ?一番有名な女性って誰かって?そりゃ、決まっているでしょう、そう。Statue of Liberty、自由の女神です。でもあいにくの雨。寒いし、冷たいし。とにかく市バスに乗ってフェリー乗り場のあるバッテリーパークに行きましょう。
バスで困るのは交通渋滞。今日は雨だからちょっと心配していたけど、思ったほど渋滞はしていなくて一安心。比較的スムーズにバッテリーパークに到着です。ここでリバティ島に行くフェリーに乗るためのチケットを買いに、パーク内のクリントン砦に。あ゛〜、別にクリントンという名前だからって、ビル・クリントンに媚ている訳ではなく、1800年代初期のNY州知事であったデヴィッド・クリントンにちなんで名づけられたそうです。
クリントン砦。この中にフェリー・チケット販売所がある。→
今日のフェリー乗り場は雨なのにめちゃ混み。なんでだろう?と思ったら、どうやら小学校の遠足のようで、生徒がうじゃうじゃといました。それにしても日本人の生徒達と違うのは、列にちゃんと並んでいないということ。概して欧米人というのは並ぶというのが嫌いのようで、列なんてぐちゃぐちゃで、どこが最後尾かわからない。でも引率の先生は注意しないんだもん。
私達もはじめはちゃんと並んでいたんだけど、あまりにも生徒達がひどい状況になってきたので、隙間からズンズンと前の方に移動していたら、突然引率の先生が私達に向かって、「割込みしてんじゃないわよっ」なんてお怒りだったので、思いっきり何を言われているのかわからないフリをしてしまいました(^^;)
大体私達に注意する前に、自分の生徒達を注意しなさいよねぇ、全く・・・。
フェリーは15分間隔で来るのに、遠足の生徒の数が多すぎて私達はなかなか乗り込めません。ちょっと待て、これ、全部リバティ島に行くってことよね?うげっ、じゃあリバティ島も混み混みってこと?いやだぁ〜。そしてやっと私達がフェリーり乗り込める順番がやってきました。もちろんフェリーも混み混みです。
しばらくフェリーに乗っていると外がざわざわしてきたので、あわてて外にでたらおぉ〜、自由の女神が見えてきました。う゛〜、やっぱ感動しちゃいますね。近くで見るというのは。確か3年位に自由の女神はお化粧直しを終えているので手元のガイドブックやパンフレットなんかで見るよりとてもキレイになっていますね。
←フェリーから見えてきた「自由の女神」まだちょっと遠いね。
そうこうしているうちにリバティ島に到着です。さぁ降りよう。おや?遠足の生徒達&引率の先生が降りないわ。そうか、このフェリーはこのままエリス島に行くので、遠足はそっちなのね。私達も自由の女神の見学の後はエリス島に行く予定だから、結局そこで合っちゃうのか・・・。
目の前に自由の女神が見えてきました。う〜ん、間近で見るとやっぱり大きい。いわば「デカ女」状態ですね。(^^ゞそういえば「アメリカ横断ウルトラクイズ」での後楽園での○×クイズって必ず自由の女神についての問題だったけど、台座からトーチの先までの長さ(大きさ)っていうのもありましたよね? 上陸して最初に目にするのが「自由の女神」の後ろ姿。これは上陸しないと見られないぞ;;→
鎌倉の大仏ではないけど、この自由の女神も内部に入ることができます。台座の部分までは誰でも自由に入れるけれど、冠の部分まで行くには入場料がかかります。私としては冠部分まで行きたい気持ちはあったのだけれど、中は人一人がやっと通れる細い螺旋階段、そして冠まで行く人達が長蛇の列で並んでいる、あげく私達には時間がない、という条件が重なったため今回は断念。だって、混んでいる時は3時間、スムーズに登り始めても1時間はかかるということなんですもん。ここも次回の宿題ってことですね。
でも台座の部分まで登って、台座内博物館を見学することに。ここには原寸モデルとおぼしき女神の足型、顔型などやトーチもあって、バカにしていたけど、とても楽しい博物館でした。ここはちょっとオススメ、かな?
| 台座内博物館の原寸モデル・シリーズ | ||
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リバティ島からエリス島へ移動するためにフェリー乗り場へ行こうと思ったら、雨がものすごく降ってきていました。私達は傘を持ってきていなかったのでギフトショップで河童、いや違った雨ガッパを買うことにしました。この雨ガッパは全面に自由の女神がプリントしてあるもので、スーパーの袋のようなビニール素材なんだけど1ドルならこんなもんか・・・。
エリス島へはフェリーでほんの5〜10分程で到着してしまいます。このエリス島は今回BEARがどうしても行きたいと言っていた所。ここにはかつての米国移民センターで現在は移民博物館になっている建物があります。改修工事をされているのでもちろんキレイな建物だけど、外観は1892年当時の状態を模しているそうです。
←エリス島移民博物館
ここには移民の人たちが使っていた、今でいうスーツケース(ちょっと日本の柳行李に似ている)の展示や、移民の歴史についてが詳しく、わかりやすく展示してあります。印象的だったのは長い船旅を経て、一番最初に行われたという健康診断で、健康状態の良好な人だけが移民としてアメリカ国籍をもらえたということ。特に目の検査が重要だったようで、身体が健康でも目の検査で移民として認められなかったという人も多かったらしいです。
ここに小学生達が遠足に来るのもわかるような気がします。ここには入国者名簿もあり、アメリカ人ならこの名簿の中から自分の祖先を捜すということも不可能ではないらしいです。アメリカは建国してからの歴史がない国、だとか歴史が浅い国なんていわれることもあるけど、ここに来るとそんなことない、という考えになると思うなぁ。
こういう歴史博物館、特に移民や戦争(ここは違うけど)に来るとどうしても楽しい気分にはなれない私。だから写真を撮っても笑顔がカタくなってしまいます。まぁ、当たり前なんだけどね。史学は好きだけど、目の当たりにするとちょっと重いこともありますよね。まぁ、たまにはお気楽モードからまじめモードへ転換してみてもいいかな?という観光コースでした。
移民博物館の窓から見たマンハッタン。当時はこんな高層ビルはなかったけど、感慨深い→
雨もどうにかやんでくれたおかげで、うす曇りながらホコリがきれいに流された感じで空気がきれいです。でも仮に今日ワールドトレードセンターの屋上展望台に行ってもやっぱりガスってしまって下界は見えなかったでしょうねぇ。今日は時間がないと言いながら、今度は私が行ってみたいとリクエストしたワシントン・スクウェアに。
さすがに今日は平日だからワシントン・スクウェアも人が少ないのね。日曜日なんかは大道芸の人などが出て楽しそうなのに・・・。時間におわれている割には悠長にワシントンアーチも写真に撮ったりなんかして。ちなみにこのワシントン・スクウェアの隣にNY大学があります。ここは映画学部が有名で、スパイク・リー監督もNY大学の出身です。でも中の見学はできないの。ちっ、残念。
←人の少ない静かなワシントン・スクウェア
このあとディナーに出かける前にまだ買物に行かなくてはいけなくて、時間節約のため今回はじめて地下鉄に乗ることにっ!NYの地下鉄といえば、暗い・汚い・危険と3Kの噂を耳にしますが、乗ってみてびっくり、全然違う〜、明るいし、きれいだし、まぁちょっと危険地帯もあるようだけれど、身なりのきちんとしたビジネスマンの近くに乗っている分には危険度は少ない感じです。
乗る路線さえ間違わなければ、ちっとも危険な乗り物ではないことが判明した、はじめての地下鉄体験でした。とは言っても路線が間違っていないか、側にいたビジネスマンに聞いたりもしたんですけどね。(^^ゞ
こうして五番街に戻ってきた私達は最後のお土産を買いにショップをぶいぶい言わせながら突入です。大好きなスーパー、Woolworthではタイムサービスになっていたミニリュックを1つ$5で購入。これ、今流行っているみたいで、今日のフェリーで一緒だった遠足の子達がみんな持っていました。
そして私の最後の買物、いよいよ五番街のGUCCIへ。最初に私の相手をしてくれたアンドレアは残念ながら今日はお休みらしく、別のお姉さんが付いてくれました。そして黒のバンブーリュックを見せてもらうと「黒もいいけど、このシーズンカラーも素敵よ。しかもこれがラスト1だし」とまで言われちゃあ、シーズンカラーの淡いパープルを買わずにはいられないでしょう。ということでやっとバンブーリュックをお買い上げ・・・。はぁ〜、うれしい♪
でもここはNY。いくら五番街とは言え、ブランドのショッピングバッグを持ち歩いているのはやっぱり危険度は高くなります。実はそのために私達はブルーミーズの大きな紙袋をたたんで持ち歩いていたのでした。そして買ったばかりのバンブーリュックを(GUCCI店内で)すっぽりとブルーミーズの紙袋に入れたのでした。こうすればニューヨーカー達の利用するデパートの紙袋だから危険度も少なくなるでしょう。だって、日本人だけなんだもん、両手にグッチ、シャネル、ヴィトン、ティファニー、フェラガモ等々のショッピングバッグを誇らしげに持って歩いているのは・・・。
これが功を奏したのか私達は全然狙われなかったし、ニセモノ・ロレックスなどを売っているお兄ちゃん達からも声はかけられないだけじゃなく、アタッシュケースに入れてあるニセ・ロレックスを私達が通ると隠されていたし。でもこれって、ちょっとうれしくないかも。ビンボー人と思われていたのかしら?
こうして買物も全て終えて、ホテルに急いで戻ります。だって今日はおしゃれなディナーだから、出かける前にシャワーもしたいし、大体PM11:00からのディナーとはいえ、30分前には迎えに来るし、帰ってくるのは夜中だから今のうちに帰国のための荷造りもしちゃいたいし・・・。あ〜ん、時間が足りない〜! ふっふっふ・・・。ドレスアップしてみた。ちなみにドレス$30、スカーフ$8、バッグ$20、靴$19.95とは安すぎ!→
あっという間にお迎えの車が来る時間が近くなってきたので、身支度を整えてエントランスへ。このホテルの1階には『KARAOKE Tonight』というカラオケパブ?があるのですが、その横に巨大な花がいけてあったので、とりあえずそこで記念撮影しておきました。(^^;)
迎えの車も時間通りにやってきて、いよいよ憧れのリヴァー・カフェに出発です。実は昨年に父がNYに来たときに昼間リヴァー・カフェに行ったらしく、「リヴァー・カフェからの夜景はきれいっていうんだよなぁ〜」なんて言っていたので、この際私が行ってきて父に自慢しちゃおうということも考えていたのでした。
さすがにこの時間だと道路も空いているようで、渋滞もなくブルックリンブリッジまでやってきました。いよいよこの橋を渡れば、目指すリヴァー・カフェはもうすぐ目の前です。予約もちゃんと通っているので、すぐに席に案内されました。芸能人(もちろん日本人にあらず、ですよ)を探したけど、今日は誰も来ていないようです。よく芸能人(この場合はスターというべき?)が来ているらしいんですけどねぇ。
案内された席は残念ながら窓際ではなかったけど、それでも夜景はとてもきれいに見えました。昨日の夜、エンパイアから見た夜景とはまたちょっと違った雰囲気で、う〜んやっぱり私は夜景フェチなのだろうか?でも昼間の雨が空気中のホコリをきれいに流してくれたおかげで、本当にきれいな夜景でした。
さて、お食事の方は前菜にまぐろのカルパッチョ、メインに鴨肉のロースト、そしてサラダとデザート。カルパッチョはさっぱりとした味で、ん〜おいしい〜♪鴨肉のローストも味がしっかりとしていておいしかったし、でもなにより感動したのがデザートでした。
←形に感動だけど、激甘すぎて絶対に食べきれないケーキ;
このデザートは何種類かからチョイスするタイプだったのですが、私達がチョイスしたのはチョコレート・ケーキ。でもその形がブルックリン・ブリッジ。ケーキが乗っているお皿にはチョコスプレーでマンハッタンの絵が描いてあって、しかも運ばれて来た時に、グッドタイミングで『NEW YORK・NEW YORK』が生演奏で流れてきてすっごい感動。NY滞在最後の夜もまた感動的なものになったのでした。
結局ホテルに戻ったのは日付の変わったAM1:30過ぎ。ここからまた荷造りをしてシャワーもして寝たのは結局AM4:00過ぎ。明日はまた迎えに来るのが早いから早起きしないといけないのに・・・。起きられるかなぁ?
深夜1時過ぎのリヴァー・カフェ。実はものすっごく寒いのでありました。(^^;)→