ジョホール・バル、そして…編

1994.7.7(木) 天気・シンガポール 晴れ/ジョホール・バル 晴れ

ん〜、今日もいいお天気で、あっつい…。今日は唯一の終日自由行動日、でもジョホール・バルへのオプショナル・ツアーを入れてあるので朝食後には迎えが来て出発です。ジョホール・バルはシンガポールのお隣の国、マレーシアにあるシンガポールとの国境沿いの街です。オプショナル・ツアーと言っても別の国に行くわけですから、当然パスポートは必要です。ジョホール・バルとシンガポールはジョホール水道をはさんですぐ隣なんですけどね。

オーキッド・ガーデンしかし、すぐにジョホール・バルに行くのかと思ったら、まずは途中にあるマンダイ・オーキッド・ガーデンへ。なんたってシンガポールの国花ですからねぇ、オーキッド(蘭)は。しかし一口にオーキッドと言っても色々な種類があるんだけど、国花に指定されているオーキッドはどんな花なのでしょうか??
                            
マンダイ・オーキッド・ガーデン→

オーキッド・ガーデンというくらいですから、さすがに手入れの行き届いた蘭の植え込みやら、鉢植えやらがいたるところにあり、とてもキレイです。でも種類はそんなに多くないみたい。胡蝶蘭なんかはないですねぇ。胡蝶蘭は人の手で作った蘭だからなのでしょうか?それともシンガポールの気候が胡蝶蘭には向かないからなのでしょうか?きっと両方とも当たっているような気がするなぁ。ついでに言うと結婚式などでよく見かけるデンファレなども見かけませんでした。

少ない種類ながらも、同種の蘭では微妙に花の色が違ったりしていて実にキレイです。もうここでは写真撮りまくり状態です。時間も結構あったしね。そしてこのガーデンでは頼めば日本まで発送してくれるとのことだったけれど、この暑さじゃ日持ちしなさそうだったのでお土産として送るのはやめました。

ジョホール水道 マンダイ・オーキッド・ガーデンをあとにして、いよいよジョホール水道を渡り、マレーシアに入ります。
←ジョホール水道。高層ビルはシンガポール側

ジョホール水道に架かる橋を渡ったところで、パスポート・コントロールがあり、ツアー・ガイトがパスポートを集めにきます。パスポート・コントロールとは言っても別に一人一人バスから降りて顔をチェックされるでもなく、私達はバスに乗ったまま、ただ、パスポート・コントロールの写真は撮らないように、と注意だけ受けて待っていると、やがてツアー・ガイドがマレーシア入国のスタンプを押したパスポートを返しにきました。
おぉ〜う、これがマレーシアの入国スタンプか・・・。あっ、シンガポールの出国スタンプもあるんだ。パスポートにスタンプが増えて、スタンプ・コレクターの私としてはちょっとうれしい。(*^_^*)
←緑の丸い方がシンガの出国、マレーシアは逆さに押してくれた#

スタンプ

最初の観光地であるイスタナ・ベサールに行く途中でバスの中からジョホール・バルの州庁舎を発見(っていうか説明があったんだけど)。ヨーロッパ風でもなく、かと言ってアジア風でもなくといった感じです。ちょっと不思議。

イスタナ・ベサール到着したイスタナ・ベサールというのは王宮なんですが、マレーシアという国は連邦政府なのでそれぞれの州にサルタン(王様)がいます。このイスタナ・ベサールはジョホール州の初代サルタン、アブ・バカールが1866年に建てた王宮で、現在は博物館になっていて一般公開しているので、私達も中に入ってみました。(はっ;入館チケットを見て気が付いた。入館料がUSドル建てで書いてある・・・。)                 イスタナ・ベサール→

VIP玄関さて、この中にはサルタンが集めた各国の調度品や、武器甲冑等、数々の品が展示されています。中には立入禁止の部屋などもあったりしたのですが、これには訳が・・・。外にでてみると巨大な階段があり、それを登ると王宮の正面玄関に入れるのですが、ここも立入禁止でした。

それはこの王宮が博物館としてだけではなく、現在も王宮として使用されることがあるからなのでした。なんでもサルタンの誕生日や、王族の結婚式はこのイスタナ・ベサールで行われるので、この階段と正面玄関は王族と世界のVIPしか通れないということだそうです。
←王族&VIP専用正面玄関(日本からの賓客として入れて欲しかった;図々しい(^^ゞ)

ちなみにこの王宮、屋根の色はきれいな青、壁の色は白という、とても蒼い空、緑の芝に映える色使いできれいです。なんでも現4代目サルタンのお好きな色使いだそうですが、ひょっとしてサルタンが代替わりするたびに塗り替えているのかしらん?

次にやってきたのは屋根の青、壁の白、そして建物の形と、先ほどのイスタナ・ベサールによく似た建物です。でもここはアブ・バカール回教寺院、つまりモスクですね。シンガポールは華僑が多く、中国寺院などが多かったことに比べ、ここマレーシアは回教国なのでモスクがある、という訳ですね。礼拝のある毎週金曜日はこのモスク、大混雑になるそうです。                           アブ・バカール回教寺院→

さすがにここは観光客は一切中には入れません。外側だけ写真に撮ってフラフラと辺りを見学。すると手描き(絶対に嘘〜。)のバティック(大判のパレオ程度の大きさ)を売っているおやじ達が寄ってきました。しかも「1枚1,000円」から始まって、気が付いたら「10枚1,000円」になっていた。う〜ん、香港商法か?(笑)           入口はしっかりと閉ってました→

一番上には模様にしか見えてないけどアラビア語でアラーの神の名前が書いてある
そうです。
    拡大写真はこちら↓
  アラー神の名前

モスク
閉っている入口

このあとは昼食です。今日はホリディ・イン・ホテルでマレー料理。始めて食べる〜。ちょっとわくわくo(^_^)o
私達の昼食はビュッフェ・スタイルだったのだけれど、隣の部屋は日本の企業(?)の超団体が入っていました。そこではナゾのマレーダンサー達が舞台で踊っていたので、ちょこっとだけ覗き見しちゃった。

ちょっと楽しみだったマレー料理ですが、取って来たお料理をひとくち、口にした瞬間「から〜〜〜っ」。思わず口をついて出た言葉でした。ものすっごく辛いのなんのって!マレー料理ってこんなに辛いの?実は辛いのはちょっと苦手な私、これは困った。とにかく食べないことにはお腹が空くからとガマンしたけど、最初の一口があまりに辛かったからか、その後何を食べても味なんかわからずただひたすら辛いだけでした。

そしてデザートに、と思って取ってきたお菓子が「激あま〜」。なんというかギトギトに甘い、歯が浮くほど甘い、頭痛がするほど甘い、鼻血ふきそうなほど甘い。こりゃ食べられん!仕方なくコーヒーを飲もうと思ったら、このコーヒー、アラブ風なのか?やたら濃い、ドロドロに濃い、苦くはないけどひたすら濃い。
え〜ん、マレー料理なんかキライだぁぁぁぁぁぁ。(大泣き)
ちなみに母も私と同じ思いだったようです。

今日の昼食は惨憺たる思いでしたね。はぁ〜(ため息)。こうしてジョホール・バルのツアーは終わり、またジョホール水道を渡りシンガポールに戻ったのでした。帰りは当然またマレーシアの出国スタンプとシンガポールの入国スタンプをパスポート・コントロールで押してもらいました。

わにシンガポールに入ってからは今度はシンガポール・ワニ園に行きました。う〜ん、熱川のバナナ・ワニ園とたいして変わらないような気がするなぁ。で・も・ね、このワニ園の敷地内にはなぁんとワニ皮バッグの加工工場と直売店があるんですねぇ。これはちょっと、ナニよねぇ。ワニもさ、ワニ園では結構愛嬌振りまいてたりしてるのに、隣では皮を剥がれてバッグにされて売られているんだもん。ちょっと複雑な気分。
←暑いせいか、口を広げて愛敬ふりまくワニさん達
そしてお約束のように「日本に持って帰れます。輸出証明書つけます」と売り子さんが寄ってくるのであった。えぇ〜い、買わんっつーの。

ツアーは一応ここで終わりです。あとはそれぞれのホテルに廻ってくれるのですが、時間も早いことだし、お願いしてラッフルズ・ホテルでバスを降ろしてもらいました。だってホテルに帰ってからまた出てくるんじゃ時間の無駄なんだもぉん。

ラッフルズ・ホテルティフィン・ルームでのハイ・ティは2〜3日前からの予約が必要なので、私達は入れません。カレー、食べたいなぁ。でも今日の目的はラッフルズ・ホテル・ショッピング・アーケードです。ホテルグッズを買う予定もあったのだけど、会社の先輩にヴィトンで買物を頼まれていたので、とりあえずヴィトンへ。あぁ、日本人だらけ。思わず頼まれていた物だけ買って、そそくさと出てしまいました。
                             憧れのラッフルズ・ホテル〜♪泊まりたい…。→

ここにはティファニーやハンティング・ワールドなども入っていますが、ティファニーは高島屋とは比べ物にならないくらい開放的でフレンドリーで入りやすかったです。そしてお目当てのラッフルズ・ホテル・ショップへ。ここではオリジナルのキーホルダーをお土産に、そして自分には小さいお皿(実際にホテルでしようしているものと同じ物)を買いました。毎日使う時計などを置いておくのにちょうどいい大きさでお気に入り♪

ここから市内観光のバスで前を通った最高裁判所や見られなかったラッフルズ卿の像が近くにあるので行ってみることに。しかし近いとは言ってもラッフルズ・ホテルから最高裁判所までは約2Kmもあるから歩くとなると30分はかかることになるのだな。だから見えているのに、なかなかたどり着けないという状況なのだ・・・。あ〜ん;

最高裁判所あぅ〜、やっと最高裁判所にたどり着いた時にはかなり歩き疲れてしまった。内部の見学は無料でできるとはいうものの、さすがに疲れていたので、外観の撮影だけして、ラッフルズ卿のプロンズ像を見に移動。ラッフルズ卿の像は2ヶ所にあり、ヴィクトリア・メモリアル・ホール前にあるブロンズ像と、シンガポール川沿いでエンプレス・プレイスの裏側にあるラッフルズ卿上陸地点にある白い像。でもオリジナルはプロンズ像の方なのでこちらで撮影ですね。
←見た目大聖堂っぽく見えるけど、最高裁判所であ〜る。

                      こちらは建国の父、サー・トーマス・リプトン…ぢゃないっ!
                      サー・トーマス・スタンフォード・ラッフルズ卿の像であ〜る。
                                   (黒すぎてよくわからんな)

ラッフルズ卿とりあえずこれで見たいものは見たし、満足したということで、ホテルに戻ることにしました。ホテルに戻るにはやっぱり地下鉄(MRT)が便利です。シンガポールの地下鉄は治安もいいし、キレイだし、ホームには落下防止装置も付いていて安全面もバッチリです。地下鉄は南北線と東西線の2線あり、私達は南北線でCityHall駅から3つ目、Orchard駅で下車です。

Orchardで降りたら、もうそこはオーチャード・ロードの真下ですから、ここからホテルはもう目と鼻の先。夕食を食べに出かけるまで少しゆっくりくつろぎながら荷物整理でもしましょうっと。スーツケースを開いて荷物整理を始めたら突然部屋の電話が・・・。あわてて取ってみると、昨日のガイドの兄ちゃん、Piterでした。そうそう、そういえばPiterに買物を頼んでいたんだっけ。それはタイガーバーム油、軟膏状のタイガーバームではなく、液状のタイガーバームです。街中の薬局には売っていなかったんだもんなぁ。

Piterはロビーにいると言うので取り行くと、液状タイガーバームを渡しながらヤツは「今晩これからの予定は?」と聞くので、「荷物整理してから夕食を食べに行くの」と答えたら「どっか行かない?」と・・・。おいおい、ナンパしている場合じゃないって!な〜んで母と一緒に旅行に来ているのにナンパされにゃいかんのじゃ〜!と思ったので、丁重にお断りした次第。ったくもう、ぶつぶつ。

明日はいよいよ帰国、今日はゆっくり夕食とって、ゆっくりお風呂に入って、夜はのんびりしようっと!

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