お買物&クラーク・キーへ!編

1994.7.6(水) 天気・シンガポール 晴れ

ホテル今日は夕方まで自由時間。なんたって今日のツアーは夕方からのクラーク・キー・ツアーだもん♪だから今日はゆっくりと寝坊して、朝食をとったらお土産の買出しにお出掛けです。でもその前にちょっとホテル内を探検してみようっと。・・・ってほどのことはないんだけど、プールサイドに行ってみたらなんだか優雅であぁ、水着持ってくれば良かった〜、とちょっと思ってしまったわ。
←ちょっと奥まった場所なだけに閑静なホテルです。

さて、メイン・ストリートであるオーチャード・ロードには数々のホテルやショッピング・センター、そして日本のデパートも進出しています。まずは伊勢丹へ。伊勢丹はシンガポールに2軒(それも近場に)あり、それぞれ通りの名前をとってオーチャード店、スコッツ店と呼ばれています。私はフォションでチョコレートが買いたかったので、フォションの入っているスコッツ店に行くことに。

買いたかったフォションのチョコ、残念ながらスコッツ店にはありませんでした。あう〜、おいしいのに。でもチョコなんて常夏のシンガポールじゃ溶けちゃうから置いていないのかなぁ?あんまり私がガッカリしていたのか、母が「オーチャード店にもあるかもしれないから行ってみれば?」と言ってくれたのでオーチャード店にも行ってみたけれど、やっぱり置いていませんでした。ま、これだけ探してもないんじゃ仕方ないわね。

ハロッズせっかく来たんだから、フォションだけじゃなく、他も見てみることにしたものの、やっぱり広いから疲れちゃうんですよねぇ。一通り流し見をしたところで今度は「高島屋ショッピング・センター」にでも行ってみることに。この高島屋の中にはハロッズの他、シャネルやグッチなどのブランドショップや丸善まであります。あとは土地柄?チャイナ・シルクハウスなんていう中国系のショップも。

ところでこのハロッズは東南アジアで一番大きい店舗だそうです。もちろんハロッズの入口には言わずと知れた「くま」が立っています。ふむ、やっぱりかわいいぞ。お約束のように「くま」と一緒の写真を撮ったら、ハロッズの中に。でもやっぱりそこはハロッズ。品揃えはほとんど銀座の三越にあるものと変わらないですねぇ。当たり前だけど。                                高島屋とハロッズと「くま」と私→

私のお目当てはシンガポールの雑貨屋さん的な存在(と言っても規模は大きい)「C.K.Tangs」というお店が「Tangs Studio」として高島屋の中にテナントを出しているので、そこに行くこと。シンガポールのお土産といえばマーライオンかもしれないけれど、やっぱり友達には他の物にしたいものねぇ。その点このTangs Studioなら日本にはまだ入ってきていないからちょっと目新しい物が買えるかも、と思った訳です。

とは言ってもそこは雑貨系のお店(いや、雑貨系というのは失礼かも。実はワイン・セラーもあったりして、ちょっとしてデパートのような感じです)、これと言ってシンガポールらしい物っていうのはなかっただけど(^^ゞ
でもランチョン・マットとかの色使いがカラフルだしお値段もリーズナブルなので、結婚している友人にはランチョン・マットをお土産に購入しました。

他にもカラフルでかわいい絵付けがされている食器や時計、シンプルだけどかわいい布製のバッグやワインセラーに併設されている書籍コーナなど結構楽しめそうなお店でした。うん、シンガポールの若者に人気というのもなんとなくわかるかな・・・。

Tangs Studioでお買物した後は、高島屋内に入っているティファニーなんかも覗いてみました。なんとなく敷居が高くて、入りにくそうな感じだったんだけど、とりあえず入ってみることに。でもやっぱり店員さんがツンと冷たい感じだったなぁ・・・。ちぇっ。ここは早々に退散です。

狛犬?外に出ようと1階に下りてきてハロッズの前を通ったら、紅茶販売のデモンストレーションをしていたのにお客さんが誰もいなかったもんだから、うっかり捕まっちゃって熱〜い紅茶を頂いてしまいました。でも「熱くて飲めな〜い」と訴えたらデモンストレーターのお兄ちゃんはカップを2つ使い紅茶の移し変えを繰り返して冷ましてくれました。ありがと、お兄ちゃん♪

外に出たらあまりの日差しで眼も身体も痛い〜。考えてみたらお昼すぎ、ちょうど日差しの強い時間だもん。それにしてもこの高島屋ショッピング・センターの造りは限りなく中国風。入口付近には巨大な狛犬のようなものがあったのでとりあえず記念撮影。でも石が日差しに焼かれていて熱くて座っていられなかった〜;;;
←これは狛犬?それとも獅子?どーでもいいが日陰が欲しいっ!

さてと、次は義理土産のお菓子を買いにDFSへ。昨日もツアーで連れてきてもらったけど今日も行っちゃうもんね。確か昨日もお菓子を買ったはずだけど、今日も買っちゃった。ついでにゴルチェのオード・トワレも買っちゃった♪
これはボトルがカッコいいんですよねぇ〜。(^^;)そしてこのDFSでの最大の悩みがっ…。パロマ・ピカソのちょっと大きめのバッグ。欲しいんだけど皮が柔らかすぎてキズになりやすそうで、躊躇してますぅ〜。あぁ、どうしましょ。

ハイ・ティ〜♪そんな悩みを抱えつつ、時計を見たらPM2:30になろうとしていました。い、いかんっ!今日はお昼を抜いてまでグッドウッド・パーク・ホテルでのハイ・ティを楽しみにしていたのに、もうハイ・ティが始まっている時間じゃないっ!あわててDFSの送迎バスでグッドウッド・パーク・ホテルまで送ってもらいました。

ハイ・ティ・・・それはシンガポールがイギリスの植民地時代があったという名残のひとつ。もともとイギリスのアフタヌーン・ティの習慣がシンガポールに根付いたもので、アフタヌーン・ティの定番、キューカンバーサンドイッチやスコーンの他に中華点心やマレー料理などの軽食がついているのがシンガポールのハイ・ティ。ただ今優雅にハイ・ティ中〜。ティーポットに隠れているけどスモーク・サーモンがっ→

有名なラッフルズ・ホテルでのハイ・ティは事前予約が必要だったので、あきらめてグッドウッド・パークにしたのだけれど、こちらは予約の必要もなくとてもフグッドウッド・パークレンドリーな雰囲気でした。ここも高級ホテルなんだけどね。それにしてもここのハイ・ティは紅茶もおいしいけど、食べ物がおいしかった〜。ローストビーフのクロワッサン・サンドは絶品ですね。ごくりっ。
←グッドウッド・パーク・ホテル。泊まってみたい〜ちょっと憧れ♪

紅茶もティーポットいっぱいで飲み切っちゃうと、お湯を注ぎ足してくれてこれじゃあ「わんこ紅茶」だよぉ。うれしいけどお腹がぼがぼ状態;紅茶でお腹いっぱいなんてイヤだぁぁぁぁぁ。とか言いつつ食べ物はビュッフェ・スタイルなので好きな物を好きなだけ食べられてあぁ、幸せ♪昼食を抜いて来ただけのことはありありですね。これで日本円にして1,300円弱なら元は取れるって感じでいですね。ふふふ。

PM4:30までハイ・ティを楽しんでからホテルに戻って軽く荷物整理をしたら夕方からは新しくできたスポット、クラーク・キーへの観光です。まったく今回私達が申し込んだツアーは安い割には色々と連れて行ってくれるので大助かりなツアーです。さて、クラーク・キーは昨年('93年)末にできたフェスティバル・ビレッジです。場所はラッフルズ・シティのそば、ホテル・ニューオータニの隣でシンガポール川沿いです。

屋形船かいっ!とは言ってもなぜかクラーク・キーに行くには船で行きます。この船がまた提灯なんかついていてまるで隅田川の川下り状態。なぜに提灯が???今日のこのツアーガイドの兄ちゃんはPither(ピーター)というフレンドリーな、あんちゃんです。7ヶ国語を駆使すると言いつつ、そのほとんどは中国語(でも広東語、北京語などは全然違うらしい)で、あとは日本語と英語でした。そしてこのツアーもセントーサ島の時に一緒だった新婚さんが一緒でした。                       なんだ?このちょーちんは?(笑)→

スチーム・ボートクラーク・キーについて最初にすることは夕食でした。(@_@;)観光はぁ〜? 今日の夕食はスチーム・ボートというシンガポール風しゃぶしゃぶ。でも別にお肉をしゃぶしゃぶする訳ではなく、お肉は鉄板焼きにしてタレを付けて食べるし、野菜は水炊き風にして食べるというものでした。まぁ、それなりにおいしかったけど2度は食べなくてもいいかな、という感じ。
←これがスチーム・ボート。周りの鉄板で肉を焼き、真中で野菜の水炊きを作るの。

なんとなく・・・夕食の後はクラーク・キー・アドベンチャーというディズニーランドのカリブの海賊のようなアトラクションへ。どうも似ていると思ったら、やっぱりカリブの海賊を設計した人が作ったアトラクションだったのだけれど、内容はシンガポールの歴史のような感じで、ちょっと陰気くさい感じだしなんとなく人形もバタくさい感じがしたのは気のせいではないはずだわ。(あっ、これって言っちゃいけないことだったかなぁ?)
                                   なんとな〜く地味でしょ?→

クラクーク・キー・アドベンチャーから出てきたらもう辺りはすっかり暗く、夜になってました。でもこのクラーク・キー、まだまだ完成していないようで、あちこち立入禁止になっていました。全部が完成して、先にオープンした施設などの見直しを少しすればきっと楽しい場所になるのでしょうね。

ところで、シンガポール(に限らず南国)といえばフルーツ、しかもフルーツの王様ドリアンでしょう。私も食べたことはありません。するとPitherがホーカー(屋台)のドリアン屋さんの前を通ったときに「ドリアン、食べる?」と聞くので私と新婚さんは二つ返事で「食べる!」、母はイヤがってました(^^ゞ

母は匂いだけでダメだったようです。私はホーカーの中で試食。味はまったりと濃厚でバターのような舌ざわり、そんなにイヤではない味だったけれど、口の中に広がる匂いが・・・、なんだか生ゴミっぽい匂いでダメでした。新婚さんはお気に召したようで、半身を買ってました。うぇ〜、私には食べられない・・・。

このあとしばらく夜のクラーク・キーを散策してからまた船に乗ってラッフルズ・シティまで戻り、バスでホテルに戻りました。あぁ、口の中がドリアンくさぁぁぁぁい。しつこく「うがい」してから寝ようっと。(^^ゞ

明日は唯一の終日フリータイム。でもジョホール・バルへのオプショナルツアー参加です。また早起きかぁ?

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